まさかのクリスマス♪良かったな！(＾ｰ^)ノ

2022/12/15
writer： Moto
- 買付や原産国について

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

いやー寒い！
全国的に寒くなると言われていますが、僕が暮らす長野県の木曽では今年初めて雪が積もりました。
うっすらですけどね。

やっぱり雪を見ると冬の到来を感じます。
あなたがお住いの地域はどうですか？

雪も初雪はちょっとテンション上がるんですけどね。笑
今年もそこまで降らないことを願いつつ、まずは雪景色を満喫したいと思います。
急激な冷え込みは体調を崩しやすいので、しっかりストールで温度調整をしてこの冬も乗り越えていきましょう♪

さて、早速ですが今日は前回の続きを書きたいと思います。
それはインドに数ヶ月滞在した最終日。
しかも日本へ帰る飛行機の出発まで数時間という状況でした。

本来であれば帰国の数週間前に手元に届くはずだった商品が最終日まで届かず、しかも夜のフライトなのに夕方になっても商品が届きません！

そしてなぜか生産者に言われるがまま、デリー郊外の薄暗い倉庫へ行くことになった僕。
今ストールを手にしなければもう入手することができない。
というか、そもそも本当にストールが届くのか？
不安だけを胸に倉庫の前で立っていました。

飛行機までの時間は数時間。
ただ荷物が来ることはなく刻一刻と時間は経過し、どんどんタイムリミットが迫ってきました。
しかもその間一切荷物の情報もありません。

何て日なんだ！(T^T)
というか、もう何ヶ月も前からオーダーをして、何度も何度も納期を確認して抑えるとこは抑えてきたのにこの有様。
本来であれば、デリーのお洒落なカフェで長かった買付を振り返りつつインドコーヒーを飲んでいるはずだったのに・・・

今ならストールは日本へ送ってもらいますが、当時は信頼できる生産者もなく、日本ではその商品を待つ仲間もいたので絶対に受け取ってから帰らないといけない！
と、買付を担当している本人として責任を感じていました。

もうこれ以上待てっていたら飛行機に乗れない。

でも帰りたい！

でもこのまま手ぶらでは帰れない！

今では笑い話ですが、当時薄暗い倉庫の前で本気で自問自答を繰り返したんです。
そして出した答えは、帰国を諦めて荷物を待つことに。

「なんて最悪なクリスマスなんだ！！」

と思ったのを今でも鮮明に覚えています。笑
あーもう最悪・・・

そして航空券が紙切れになることを覚悟した次の瞬間。
野良犬しかいなかった道の向こうから、ライトをつけた一台のトラックが近づいてきました。
もしかして！
すると途中から様子を見にきてくれたインド人スタッフが、あれだあれ！！と声をあげました。

良かったーストールが手元に届いた！涙
日本に帰れる！涙

もうそのトラックがトナカイに見えましたよね。笑
本当に届くのかもわからないまま何日も待ち続けた訳ですが、ストールを手にしたことはもちろん、騙されていなかったことにただただ安堵しました。笑
そしてスタッフがこう言いながら僕の肩を叩いたんです。

良かったな！(＾ｰ^)ノ

良かったな！じゃねーよ。笑
どの口がそれを言うんだ！！って感じですよね。笑

結局飛行機もギリギリセーフ！
今思えばあの状況と場所にいてどうやって飛行機に間に合ったのかと思いますが、そんな奇跡もクリスマスだからこそ起きたのかもしれませんね。

今ではほぼ起こらないであろうこんなハプニングも昔はありました。
ちなみにその業者さんとはその一件以来取引をしていません。笑
まさにクリスマス暗い倉庫事件。笑

今はインドから送られたストールが松本のお店まで届きますが、この時の気持ちを忘れず、届いた１枚１枚のストールに愛着を持っていきたいと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう！

「まさかのクリスマス♪良かったな！(＾ｰ^)ノ」への2件のフィードバック

匿名 2022年12月15日 6:19 午前

おはようございます。
朝からドキドキ、ワクワクしながら一気に読ませて頂きました。まるでドラマでも観ている気持ちです。
落ちが“良かったな”なんて…

ちなみにその時のストールも気になります。

返信 ↓
1. naturallounge.jp 2022年12月19日 9:28 午後
  
  ドキドキして読んでいただけて良かったです！
  あの時何時間も待った甲斐がようやく訪れた感じです。笑
  本当にあの時のインド人のドヤ顔は一生忘れませんよー。怒笑
  コメントありがとうございます！
  
  Moto
  
  返信 ↓

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。